無題

チョコバットという駄菓子があります。子供のころから大好きでした。
そんなことを口走ってしまった数日後、会社に行くと机がチョコバットまみれになっていました。誕生日のプレゼントなんだそうです。
たしかに嬉しかった、しかしそれは尋常な量ではなく、その日からこのチョコバット生活が始まったんです。
　段ボウルに詰まった大量のチョコバット、引き出しの中もいっぱい。駄菓子屋でも見たことのない量でした。手を伸ばせばいつでもそこにあるという安心感。
こうして子供のころの「吐くほどチョコバットを食べてみたい」という大きな夢は叶ったわけです。
　あれから数ヶ月、一度叶ってしまった夢はただの日常になってしまいました。しかし、あの頃の初心を忘れることなく、残りのチョコバット達とも向き合っていきたいと思います。
　正直、気になって仕事どころではありません。